9月23日(火) 秋分の日
久々の更新となってしまいましたが...。
9月24日は休みを取り、23日から1泊で今年二度目の房総へ行ってきました。
23日は朝7:30に家を出発。7:50頃、腰越の交差点あたりで事故処理を
している脇を通りかかったところ、なぁんと、すのーまんさんとこのラパンと
行き違いました。さすがに黄色のラパンに黄色のカヤック2台を積んでいる
姿は目立ちますねー。とは言っても追っかけていくわけにも行かないので、
そのまま、フェリーに乗るため久里浜を目指します。逗葉新道・横横であっと
いう間にフェリー乗り場に到着。8:30着というところ。8:40のフェリーは無理
だろなーと思っていたら、なんと乗れちゃいました。そんなわけで、9:20には
金谷港に着いてしまいました。そんなわけで、あわててチケットを買いに行って
出航となりました。
途中、釣り船の大群がありました。太刀魚ですかねー。つれているシーンが無かったので
わかりませんでした。
そうこうしているうちに、房総側の金谷港に到着です。
この日は初の房総は亀山湖に行きます。
友人と11時過ぎに亀山湖で待ち合わせをしているので、昼食と夕食、明日の
食事の買出しに、保田のスーパーODOYAへ向かいました。10分ほどで、
ODOYAに到着です。私は到着するまで知らなかったのですが、8:30から営業
しているので早めにフェリーで行っても買い物することができます。結構地物の
魚なんかも安価で売っているので、捌いてもらってキャンプ場で食べるなんてことも
可能です。ただし、今回は友人が1才になる子供を連れてくることもあり、煮魚弁当を
購入して、うちらの夕食、明日の食材を買い込んで、亀山湖に向かいました。
ただ、買い物に時間を使いすぎて、少々遅れ気味。実際亀山湖に到着できたのは
11:30になってしまいました。亀山湖での出艇は笹公園というところからが一般的な
ようだったので、この笹公園で待ち合わせしましたが、友人は携帯が圏外だったので
少々不安だったようです。
とりあえず、出艇場所を確認して、近い場所で組み立てです。今回は以前から預かっていた
「ALLY」も持ってきていたので、この日はALLYにします。このALLYの持ち主は、
今回来た友人の物なのですが、都心に住んでいて、置き場が無いということで、
現在はうちで預かっています。ただし、私は今までは組み立てたことが無く、結構複雑
そうなので、使っていいとは言われていたものの、使っていませんでした。
友人も数年ぶりに組み立てたので、かなり苦戦の後完成。30分以上かかったような...。
かなりぐったりしたので、買ってきたお弁当を東屋を占領していただきました。
この笹公園は緑が手入れされていて、地面は芝生になっているし、東屋なんかもあって
子連れにはなかなかいい環境です。さくっとお弁当を食べて、カヌーに繰り出します。
今回の目的地は言わずと知れた「文宝堂」という岩にあけられたトンネルです。
以前、この文宝堂がBE-PALに載ったことから、亀山湖はカヌースポットとして、
有名になったそうな。
この日も、この笹公園にはカヤックを楽しみにきている車が5台程度停まっていました。
で、湖に出ると初めてのシングルパドルに戸惑います。かなり、ダブルパドルとは
勝手が違います。ダブルパドルの場合には思いっきり漕げる感じですが、シングルだと
艇がかなり曲がっていってしまいます。バランスを取りながら進んでいく感じです。
ただし、チェアに座っているのでお尻が濡れなくていいですね。たまたま同じタイミングで
出艇したグループの中にカヤックガイドの人がいたので、その人のガイドを盗み聴き(笑)
しながら進んでいきました。他のブログで、つりのボートが多いと聴いていましたが、
うわさどおり釣りボートが多いです。バスとヘラブナのようです。この亀山湖は川の集合体と
いった感じなので湖の幅が狭いところが多く、釣りボートを抜いていくのも大変です。
でも、緑が深くて気持ちがいいです。もう少し水が綺麗だと最高なんですがね。
水は流れているようなんですが、ところどころ淀んでいるところがあって、綺麗ではないところ
もあります。しばらく行くと、亀がいるところがあります。亀がいるから「亀山湖?」(笑)。
そのすぐ先に土があらわになった崖が現れます。随分と土が落ちてきているようです。
いっきに150m位切り立っているので、結構な迫力です。このあたりはくねくねと曲がり
くねっています。ガイドさんの着いているグループは亀のいるところで撮影をしていたので
抜いていけました。で、くねくねを越えたところに「文宝堂」が現れます。
先ほど、カヤックグループを抜いてきたので、先には誰もいなく、かなり神秘的です。
この「文宝堂」は江戸時代に人力で作られたトンネルだそうです。その前後には断層が
綺麗に出ていて、かなりの大迫力です。ここを過ぎたあたりになると滝の水の音が聞
こえてきましたが川幅が狭くなり、バス釣りのボートがひしめいていたので、ここで一休み
して、引き返します。
もう随分、シングルパドルにも慣れてきたので、帰りはかなりスムーズに戻れました。
ただし、カヌーが久しぶりな友人は途中かなりバテ気味となり、休み休み漕ぎながら
出艇場所に戻りました。亀山湖は随分と入り組んでいて、景色も同じようなので、
帰り道が合っているのか、不安になります。少し休憩の後、今度はカミさんと
軽く出てみようということになり、私が今度は前になって、出艇してみました。
すると、回る、回る(笑)。ぐるんぐるん回っちゃいます。やはりシングルパド
ルは難しいです。私が後ろなら良かったのかもしれませんが、水上で前後を入れ
替わるわけにも行かないし、なんとか、かんとか10回転ほどしたころに感を
つかみ始め、なんとか進むようになって来ました。ただし、もう時間もあまり
無いので、2~300m程度進んだところまで行って、戻ってきました。
うーん、今年もう一度くらい乗ることができるかなー。
そんなこんなで、もどるといい時間になっていたので、急いで片付けをして、
亀山湖を後にしました。友人家族とはここで、解散。私たちは春先にも行った
海岸のキャンプ場へ急ぎます。実はこの日、カミさんの元上司が、サイトに訪問
してくるということで、あまり遅くなるとまづいので、大急ぎで向かいました。
ところが、キャンプ場に着いた頃に電話があり、もう近くまで来ているとのこと。
テントを設営し始めた頃には、元上司さん到着してしまいました(笑)。
私たちが、設営であたふたと作業しているのを見ながら、手際よく
できていく様に感心されていました。20分ほどで設営も完了し、ようやく
タープで、一息つけました。カミさんの元上司夫妻にコーヒーを入れ、
私はビールをいただきながら、アウトドアのことや、カヤックの話、
思い出話をしながら、小一時間ほど談笑をして楽しんだのち、元上司夫妻
は帰って行きました。全然アウトドアとは無縁な生活を送られているようで、
テント旅に興味深々だったようです。
さて、それから大急ぎで夕食準備です。この日は来客の予定があったこと
もあり、最近定番となっている鴨鍋です。野菜と肉を切れば出来上がりなので
手間無し、簡単でおいしくいただけました。
入場の際には大慌てだったので、書き忘れていましたが、
全然お客さんはいません。うちともう1張りしかキャンプしている人は
居ませんでした。翌日は平日なのでまぁ当たり前ですね。
この日は疲れていたこともあり、焚き火もせずに22時頃就寝となりました。
しっかし、カヤックを2台、しかも両方とも折りたたみなので、荷物が多いこと。